Excelで2Dプロットを用いてクロス表を可視化する

このチュートリアルは、XLSTATソフトウェアを用いてクロス表の2次元プロットを生成する方法を説明します。

クロス表の2Dプロットを生成するデータセット

データと結果のExcelシートは、上のリンクをクリックしてダウンロードできます:

我々のデータは、年ごと（行）と大陸ごと（列）で、ある会社の販売量を格納しています。この種の表をクロス表または分割表またはピボット・テーブルと呼びます。 データは架空でこのチュートリアルのために作成されました。

このチュートリアルの目的

クロス表は大量の情報を要約することがことができます。我々の事例では、年ごと、大陸ごとの長い注文のリストです。このクロス表を可視化することで、どの会社がもっともよく販売しているかを素早く検出し、年ごとの販売推移を探索することを支援します。数回のクリックでこれがどのように達成できるかが、以下でわかります。

XLSTATでのクロス表の2Dプロットのセットアップ

XLSTATメニューでデータ可視化 / クロス表の2Dプロットコマンドを選択してください。 クロス表の2Dプロット ダイアログ・ボックスが現れます。 一般タブで、クロス表形式を選択してください。タイトルの表示フィールドでプロットのタイトルを入力してください。我々のデータは行および列ヘッダを含みますので、ラベル・オプションをチェックしてください。 オプションタブでは、丸オプションを選んでください。プロット内のポイントは、四角またはバブルでも表せます。ポイントの領域は値に比例します。最後に、水平軸をチャートの下部に表示するように選びます。

OK ボタンをクリックすると、2D viewという新しいシートに2Dプロットが生成されます。

クロス表の2Dプロットの解釈

単一のグラフで、1つの大陸から他の大陸まで、3年間の販売の推移を観察できます。 全体的に、2016年から2018年へと販売量が増大しました (5M vs 23M)。アジア、ヨーロッパ、北アメリカでは、販売が増加するように会社がよく管理されましたが、一方、残りの地域では相対的に横ばいです。最終的に、我々は、販売の大半がヨーロッパと北アメリカで発生したことを観察できます。とくに、総販売量の74%が、これらの2つの地域で記録されています。